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J-GLOBAL ID:201602225035496590   整理番号:16A1326317

根の内部寄生菌である糸状菌Colletotrichum tofieldiaeはリン酸状態に依存的な適応性の恩恵を植物に寄与する

Root Endophyte Colletotrichum tofieldiae Confers Plant Fitness Benefits that Are Phosphate Status Dependent
著者 (16件):
資料名:
巻: 165  号:ページ: 464-474  発行年: 2016年04月07日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自然界では健康な植物体に驚くほど多様な内生菌が関係しているが,これらが確率論的な遭遇によるものかあるいは宿主の適応性の恩恵によるものであるかについてはほぼ不明である。最も特性解析された真菌属であるColletotrichumは破壊性の病原菌であるが,本稿では糸状菌C.tofieldiae(Ct)がスペイン中部の自然のシロイヌナズナの群生における土地固有の内部寄生菌であることを示す。Ctによるコロニー形成は根内で開始されるが,全身的に新芽にも伝播し得る。Ctは多量要素のリンを新芽に転移させて植物の生長を促進し,病原性から便益性への生活環の移行を促進させる栄養状態であるリン欠乏条件下でのみ植物の生殖能力を増強させる。宿主のリン酸飢餓反応(PSR)システムは,根におけるCtのコロニー形成を制御し,植物成長促進(PGP)に必要とされる。PGPはまた,自然免疫反応の構成要素であるPEN2依存性インドール・グルコシノレート代謝を必要とし,これはCtとの有益な交流中の自然免疫とPSRシステムとの機能的な連結を示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物生理学一般 

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