文献
J-GLOBAL ID:201602225229065438   整理番号:16A0521637

新潟県における地すべりの発生実態-地すべり災害記録からの考察-

著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 75-79  発行年: 2016年05月25日 
JST資料番号: S0392B  ISSN: 1348-3986  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新潟県は,全国有数の地すべり多発県で,1949年~2012年の64年間に,5697件の地すべりが発生した。新潟県の地すべりは,融雪期に多発してきたが,近年では,地震災害や豪雨災害による地すべりも多発するようになった。本報告は,今後の地すべり災害防止に役立つことを目的として,過去の地すべり災害記録と気象データを元に,新潟県内の地すべりの発生実態を明らかにした。地すべりの発生誘因については,5697件の内106件で記録が残っている。そこで,本報告では,地すべり発生当時の降水量や地震に関する情報など気象庁のデータを活用して,発生誘因を決定した。上記5697件の地すべりは,融雪57%,降雨30%,地震3%,およびその他10%に区分された。なお,耕作放棄された棚田の地すべり発生が懸念されたが,耕作放棄地の増加と地すべりの発生には関連はなかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
斜面安定,掘削変形  ,  ドキュメンテーション 
引用文献 (11件):
  • 1) 日本地すべり学会新潟支部 (2013) : 新潟県地すべり災害記録 (2013年版)
  • 2) 関口辰夫・佐藤 浩 (2006) : 新潟県中越地震における斜面崩壊の特徴と分布, 地すべりVol.43, 3, pp.14-26.
  • 3) 山岸宏光・斉藤正弥・岩橋純子 (2008) : 新潟県出雲崎地域における豪雨による斜面崩壊の特徴-GISによる2004年7月豪雨崩壊と過去の崩壊の比較-, 地すべり, Vol.45, 1, pp.57-63.
  • 4) 日本地すべり学会新潟支部・新潟県地質調査業協会・斜面防災対策技術協会新潟県支部 (2008) : 新潟県の地すべり災害と対策の歴史-地すべり等防止法制定50周年を迎えて-, pp.62-72.
  • 5) 岩永 伸 (2000) : 東頸城山地付近の地すべりの特徴-地すべり多発地帯の地質と土質-, 地すべりVol.37, 1, pp.44-50.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る