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J-GLOBAL ID:201602225901665016   整理番号:16A1032531

比色プローブとしてアミン末端ポリジアセチレン小胞を用いた,二本鎖DNA高感度検出のための微細パターンペーパーデバイス

Micropatterned paper devices using amine-terminated polydiacetylene vesicles as colorimetric probes for enhanced detection of double-stranded DNA
著者 (3件):
資料名:
巻: 236  ページ: 27-34  発行年: 2016年11月29日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,高感度で応答の迅速な二本鎖DNA(dsDNA)検出のために,微細パターンペーパーデバイス(μPPD)とポリジアセチレン(PDA)比色プローブを組み合わせた初めての試みが提示された。このデバイスは,ペーパーへのワックススクリーン印刷によって迅速に作製された。アミン機能化PDA小胞をペーパーチャンバーにスポットし,続いてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅dsDNA標的を添加した。標的とプローブとのイオン相互作用完了後,著しく異なる光信号が生成し,それを裸眼で検出した。さらに,この信号を,定量分析のためにスマートフォンですぐに記録した。PCR増幅産物の典型的な濃度は約100nMであるが,この研究のμPPDにおけるPDA比色分析では,10nMまでの標的の存在を識別することができた。このような濃度では,紙の比色応答の値は,試験管における比色応答の値よりも約41%高く,感度が向上した。さらに,μPPDにおける比色反応は1分で完了し,分析速度は,試験管での分析よりもはるかに速かった。これらの結果から,ペーパーベースのPDA比色分析は,DNA診断のための技術として利用できることが示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物物理的研究法  ,  核酸一般 

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