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J-GLOBAL ID:201602226381828683   整理番号:16A1294823

閉鎖循環系反応装置におけるHCFC-22(CHClF2)のアルカリ加水分解の検証

Evaluation of the alkaline hydrolysis of HCFC-22 (CHClF2) in a closed-circulation reactor
著者 (4件):
資料名:
巻: 182  ページ: 127-133  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: B0438C  ISSN: 0022-1139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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今回,HCFC-22(CHClF2)の分解のための有効な方法である,このヒドロクロロフルオロカーボンのアルカリ加水分解の速度論を検証した。特には,CHClF2-空気混合物を,閉鎖循環系反応装置中,典型的には353°Kで,異なる濃度の水性NaOH溶液に暴露し,ガス状CHClF2の分圧の時間経過をモニターした。ガス状CHClF2の分圧の減少が一次速度論で進行することが分かり,このときの速度定数をk1で表すことができた。主要な反応生成物はF-,Cl-およびHCOO-であり,少量生成物は(COO-)2であった。水性NaOH溶液を高速で攪拌するときに得た速度定数k1により,CHClF2のOH-を用いる水性反応の速度定数kOHが353°K時の0.26M-1・s-1より大きいことが分かった。k1値は,OH-濃度が0~3.5×10-2・Mの範囲内で高くなるにつれ増大したが,OH-濃度が3.5×10-2・Mより高くなると減少した。以上の結果より,大きく,および実証済みのkOH値により,NaOH濃度が10-2・M台であるときの水性NaOH溶液中のCHClF2のアルカリ加水分解は,CHClF2のガスから水への物質移動が効率的に進行するときには,数分以内で進行することが期待できた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
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無触媒液相反応 
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