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J-GLOBAL ID:201602226461705477   整理番号:16A0415704

平成のコンクリート技術開発/2.材料・施工分野における技術開発/2.3 建築の事例 環境に配慮した低炭素型のコンクリート

著者 (1件):
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巻: 54  号:ページ: 578-581  発行年: 2016年05月01日 
JST資料番号: S0301A  ISSN: 0387-1061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高炉スラグ微粉末やフライアッシュ等を利用し,二酸化炭素(CO2)排出量を削減した低炭素型コンクリートの概要と建築物への適用事例を紹介した。二酸化炭素排出量は主材のセメントが製造時に多量を発生させる。同コンクリートは産業副産物を混和材として利用し,材料由来の二酸化炭素排出量を削減するもので,混和材はより高置換へと推移させ低炭素を目指している。混和材のうち高炉スラグ微粉末は流動性が向上し長期強度が向上したが,温度抑制効果は比表面積の小さなものが有利であった。また比表面積が高いものは初期強度発現が向上する機能を持っていた。同コンクリートの基礎的性状に及ぼす結合材について種類・組合せを論じた。そして結合材をポルトランドセメント,高炉スラグ微粉末,フライアッシュで構成し混和材置換率を85%とした同コンクリートは,普通セメントのみに比べ二酸化炭素削減率が80%となった。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (12件):
  • 1) 全国地球温暖化防止活動推進センターHP:http://www.jccca.org/chart/chart04_03.html
  • 2) 日本コンクリート工学会:混和材を大量使用したコンクリートのアジア地域における有効利用に関する研究委員会報告書,202p,2015. 10
  • 3) 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建築物の環境配慮施工指針(案)・同解説,133p,2002
  • 4) 土木学会:コンクリートの環境負荷評価,コンクリート技術シリーズ,No.44,II-64p
  • 5) 鐵鋼スラグ協会HP:http://www.slg.jp/
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