抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実係数CMA(Constant Modulus Algorithm)を用いた空間ダイバーシティFM(Frequency Modulation)受信機を提案する。中間周波数において,2つのアンテナからの複素信号を実フィルタ係数に畳み込み,加算した結果を最終的な1つの複素信号として出力する。実フィルタ係数は,最終複素出力信号の包絡線に基づき更新される。2つのアンテナからの信号により指向性が形成されるため,少ないタップのフィルタで高いマルチパス等化性能が得られる。シミュレーションによって,1アンテナ実係数CMAの約半分の演算量で,1アンテナ実係数CMAでは等化できないマルチパス伝搬路の60%以上において,復調信号歪率を検知限界値以下まで低減できることを示す。(著者抄録)