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J-GLOBAL ID:201602227116196240   整理番号:16A1358261

逆モンテカルロシミュレーションによるLiNi0.5Mn0.5O2の原子配置解析

Atomic-Configuration Analysis on LiNi0.5Mn0.5O2 by Reverse Monte Carlo Simulation
著者 (5件):
資料名:
巻: 84  号: 10  ページ: 789-792(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0072A  ISSN: 1344-3542  CODEN: EECTFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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層状岩塩構造をもつLiNi0.5Mn0.5O2の原子配置を,ニューロンFaber-Ziman型構造因子,縮小対分布関数及びBraggプロフィルを同時に用いて逆モンテカルロシミュレーションによって調べた。得られた原子配置スナップショットから,Ni-Oの結合長はMn-Oより長くLi-Oとほとんど同じであることが示された。この傾向はカチオンの異なるイオン半径を反映しており,層状構造でのLiとNi間の位置交換,すなわちカチオン混合の理由の一つと見られる。Ni-Niの重要な相関関係はほぼ4Åであることも分かった。この相関関係はLi層と遷移金属層の間の第二近接距離に対応するので,解析結果はLi拡散には不活性と考えられるNi-O岩塩ドメインの部分生成を示している。遷移金属層のNiとMnの分布を調べるために,遷移金属の結合角分布を解析した。結果として,Ni-Ni-Ni及びMn-Mn-Mn結合角は120°が最も高い確率であることが分かった。これは遷移金属の局所秩序を示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  電極過程  ,  二次電池 
引用文献 (17件):
  • 1) T. Ohzuku, K. Ariyoshi, Y. Makimura, N. Yabuuchi, and K. Sawai, Electrochemistry, 73, 2 (2005).
  • 2) K. Kang, Y. S. Meng, J. Bréger, C. P. Grey, and G. Ceder, Science, 311, 977 (2006).
  • 3) Y. Makimura and T. Ohzuku, J. Power Sources, 119–121, 156 (2003).
  • 4) J. Bréger, N. Dupré, P. J. Chupas, P. L. Lee, Th. Proffen, J. B. Parise, and C. P. Grey, J. Am. Chem. Soc., 127, 7529 (2005).
  • 5) J. Bréger, K. Kang, J. Cabana, G. Ceder, and C. P. Grey, J. Mater. Chem., 17, 3167 (2007).
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