抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ドロップインとは,「そのまま」という意味であり,「ドロップインバイオ燃料」は,「石油由来燃料と等価な機能を有し,かつ現状の石油インフラと完全な互換性をもち,原料がバイオマスである液体炭化水素燃料」を指す。本稿は,ドロップインバイオ燃料の製造方法と燃料性状を紹介した。まず,製造方法として,1)FT(Fischer-Tropseh)合成によるドロップインバイオ燃料の製造,2)水素化処理および接触分解によるドロップインバイオ燃料の製造,3)熱化学処理によるドロップインバイオ燃料の製造を紹介した。次に,次世代バイオマス原料である微細藻類からのドロップインバイオ燃料について言及し,微細藻類について,および燃料用微細藻類について説明すると共に,このような藻類による燃料化について説明した。次いで藻油由来炭化水素ディーゼル燃料の機関性能および燃焼特性について概説した。