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J-GLOBAL ID：201602227787379284   整理番号：16A1403355

放射線透過法による予防保全と品質管理 小型軽量なパルスX線源及び検査システムの開発 インフラ診断用非破壊検査ロボットの実現に向けて

著者 (3件)： 加藤英俊 (産業技術総合研) ,  藤原健 (産業技術総合研) ,  鈴木良一 (産業技術総合研)
資料名： 検査技術  (Inspection Engineering (Tokyo))
巻： 22  号： 1  ページ： 45-48  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： L3524A  ISSN： 1342-9825  CODEN： KGEIAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度経済成長期に建設された化学プラントにおける健全性確保のため,小型パルスX線源開発およびX線非破壊検査技術の開発を行った。X線源は,電子源にカーボンナノ構造体(CCNS)冷陰極電子源を使用し,CCNSから100mA/cm²以上の高い電流密度の電子放出が可能であり,高線量のX線を短パルスで発生できる特徴がある。また待機電力が不要でエネルギー消費が低いことから,乾電池やバッテリーで長時間駆動できる。また,7cmの隙間に配置できる小型化も実現した。さらに,高エネルギー化を行ったパルスX線源を使用することで,短時間で金属やコンクリート内部を撮像可能である。小型X線源と,高エネルギーX線の検出に優れたCdTe検出器を組み合わせたX線検査システムの開発を進めている。今後,X線源の高性能化とともに,配管検査用の小型X線源搭載自走ロボットを製作し,本非破壊検査技術開発によって,現場で効率的な配管検査を可能にしていく。

シソーラス用語： *X線源 ,  *非破壊検査 ,  *配管 ,  X線 ,  テルル化カドミウム ,  *電子源 ,  *電子放出 ,  *X線検出器 ,  電流密度 ,  化学プラント ,  カソード ,  小型化
準シソーラス用語： *配管検査 ,  パルスX線 ,  CdTe ,  冷陰極

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  線源,照射装置  (MC01020V)

タイトルに関連する用語 (12件)： 放射線透過法 ,  予防保全 ,  品質管理 ,  小型軽量 ,  パルス ,  X線源 ,  検査システム ,  開発 ,  インフラ ,  診断 ,  非破壊検査 ,  ロボット