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J-GLOBAL ID:201602227812522631   整理番号:16A0511972

建築物の耐震補強前後の常時微動の比較計測への無線計測システムの適用実験

著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号: 51  ページ: 435-440  発行年: 2016年06月20日 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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試作した無線計測システムを用いて耐震補強前後の中低層鉄筋コンクリート造(2棟)および高層鉄骨鉄筋コンクリート造(1棟)の建築物に対し,常時微動計測によって得られた振動特性値を用いて耐震補強前後の比較を行った。この研究で得られた主な知見は,1)本システムを用いて振動計測実験を行う場合,配線の手間や設置スペースの制約がなく,簡単に振動計測実験を実施できる。しかし,有線式と比べると,信号の安定性などから長時間連続計測が不利であると考える,2)耐震補強後の1次固有周期は耐震補強前より短くなる傾向を得た。これは耐震補強による建物全体剛性増大の効果を表しているものと考えられる,3)本計測システムでは専用解析ソフトを用いた振動モードの可視化機能を構築しており,耐震補強効果を感覚的に確認することが出来た。
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分類 (2件):
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建築物の維持・管理  ,  無線通信一般 
引用文献 (18件):
  • 1) 日本建築防災協会:2001年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針・同解説,2001.10
  • 2) 平成20年度建築基準整備促進補助金事業報告会:耐震診断法の高度化に関する検討,(一財)日本建築防災協会,2009.5
  • 3) Takahashi, A., Fukumoto, M. and Kohara, K.: A study on vibration performances of Japanese traditional timber buildings based on microtremor measurements, Protection of historical buildings, PROHITECH 09, pp.475-480, 2009.6
  • 4) 柳澤泰男,田端千夏子,大橋好光:既存木造軸組構法住宅の耐震性評価の精度向上のための常時微動の活用に関する研究 実測値と理論値の関係,日本建築学会技術報告集,Vol.17,No.37,pp.873~878,2011.10
  • 5) Davide, R., Fabrizio, G., Alessandro, B. and Luigino, D.: Ambient vibration tests on a reinforced concrete school building before and after retrofitting works with external steel “dissipative towers”, Proceedings of the 9th International Conference on Structural Dynamics,pp.2509-2516, 2014.7
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