文献
J-GLOBAL ID:201602227882991968   整理番号:16A1341369

局所ペンタペプチドGly-Pro-Ile-Gly-Serは,男性型脱毛症の日本人男性において太い毛の割合を増加させる

The topical penta-peptide Gly-Pro-Ile-Gly-Ser increases the proportion of thick hair in Japanese men with androgenetic alopecia
著者 (11件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 176-184  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W1442A  ISSN: 1473-2130  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:ペンタペプチドのGly-Pro-Ile-Gly-Serは,マウス毛ケラチノサイトの増殖を促進し,マウスで毛の成長を加速する。この研究目的:この研究は,ペプチドがヒトの毛の成長を促進する能力を中心にした。方法:in vitro系としてヒト毛ケラチノサイトの増殖分析およびヒト毛嚢の器官培養を用いた。ペンタペプチド有りまたは無のローションを,二重盲検,無作為臨床試験で4箇月間,男性型脱毛症(AGA)の22人の日本人男性に投与した。結果:ペンタペプチドは,2.3μM(p<0.01)の濃度でヒトケラチノサイトの増殖を有意に促進し,このペプチドの5.0μMは,器官培養で毛幹の伸長に著しい効果を示した(p<0.05)。ペプチド投与を受けた患者でのベースラインと比較し,太い毛(≧60μm)の割合の変化は,プラセボより有意に高かった(P=0.006)。軟毛(≦40μm)の割合の変化も,プラセボよりペプチド群で有意に低かった(P=0.029)。ペンタペプチドは,ブラインドのレビューアーが,標準化した禿尺度に従い,参加者の写真を評価した場合,禿の外観を有意に改善した(P=0.020)。治療による有害な皮膚科的影響は,この試験中に観察されなかった。結論:このペンタペプチドは,in vitroでヒト毛ケラチノサイトの増殖およびヒト毛嚢の毛幹の伸長を促進する。ペプチドは,in vivoで太い毛の比を増加し,この化合物は,AGAの改善に対し有用である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
皮膚疾患の薬物療法  ,  生理活性ペプチド 

前のページに戻る