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J-GLOBAL ID:201602228001672987   整理番号:16A1292225

松くい虫被害丸太の加熱処理による駆除方法の開発(I)-室内実験においてマツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウが死滅する温度-

著者 (4件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 184-192  発行年: 2016年11月25日 
JST資料番号: Z0694A  ISSN: 0288-3740  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アカマツ材の松くい虫被害対策として材の移動など利用面までを考慮した方法の開発が求められている。国際基準としては蒸気または人工乾燥器を用いた加熱処理が採用されているが,この方法が日本,岩手県でも適用可能かどうか不明であった。この研究では被害の原因であるマツノザイセンチュウ,カツノマダラカミキリを対象とし,加熱温度と防除効果の関係を室内実験した。その結果カミキリ,センチュウともに55°C以上,30分の加熱で死滅することが判明した。これは国際基準の56°C,30分とほぼ同じであり,同法に準じて被害木を無害化できると考えられた。
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分類 (3件):
分類
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物理的防除一般  ,  線虫による植物被害  ,  林産物一般 
引用文献 (18件):
  • Dwinell LD (1997) The pinewood nematode: Regulation and Mitigation. Annu Rev Phytopathol 35: 153~166
  • 市原 優(2015) 東北地方におけるマツ材線虫病とマツノマダラカミキリの30年間の分布変遷. 森林防疫64:74~81
  • 一瀬太良(1980) 昆虫の温度反応. (昆虫実験法-材料・実習編-. 吉武成美ほか編, 学会出版センター). 159~164
  • International Plant Protection Convention (2009) ISPM 15 Regulation of wood packaging material in international trade. http://www.maff.go.jp/pps/j/konpozai/pdf/ispm15_2009_en_2014-06-16.pdf, 2016.4.1参照
  • Ishikubo S (1962) Physiological and ecological studies on the pine bark beetles. Bull Fac Educ Kagoshima Univ 14: 26~81
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