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J-GLOBAL ID：201602228182801951   整理番号：16A0740949

低温の金属液体中で発生した3次元の共連結多孔質グラファイト

Three-dimensional bicontinuous porous graphite generated in low temperature metallic liquid

著者 (4件)： Yu Seung-Geun (Department of Materials Science, Graduate School of Engineering, Tohoku University, Sendai 980-8579, Japan) ,  Yubuta Kunio (Institute for Materials Research, Tohoku University, Sendai 980-8577, Japan) ,  Wada Takeshi (Institute for Materials Research, Tohoku University, Sendai 980-8577, Japan) ,  Kato Hidemi (Institute for Materials Research, Tohoku University, Sendai 980-8577, Japan)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 96  ページ： 403-410  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本紙では,黒鉛を合成するために低温領域で1073Kで金属融液中で脱合金化することによって,よく発達したグラファイト型構造を有する3次元の共連結多孔質グラファイト(3Dbp-黒鉛)を発生する。3Dbp-黒鉛のN₂吸着脱着等温曲線が,多孔質構造が本質的にメソ-マクロ気孔から成ることを示す。その比表面積と細孔容積はそれぞれ184.8m²g^-1と0.84cm³g^-1である。これらの値は,エネルギーデバイスで広く使用される商業的アセチレンブラックの対応する値より大きい。X線回折とRamanスペクトルの両方が,黒鉛化プロセスが2273Kを超えるときに,3Dbp-黒鉛がより配向することを示す。しかし,比表面積と総細孔容積は目立っては減少せず,非常に高い電子電導度と耐久性を有する多孔質グラファイトが脱合金化とその後の活性化過程の最適化によって得られることを示唆する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラファイト ,  多孔質体 ,  立体構造 ,  細孔構造 ,  マンガン ,  炭素材 ,  炭化物 ,  ビスマス ,  溶融金属 ,  脱金属 ,  比表面積 ,  体積 ,  電極材料
準シソーラス用語： 細孔容積

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電解装置  (XE02030E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低温 ,  液体中 ,  3次元 ,  多孔質 ,  グラファイト