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J-GLOBAL ID:201602228870843514   整理番号:16A1105880

三角格子化合物 β′-Cs[Pd(dmit)2]2におけるイントラ対インター二量体チャージ異質性 分子軌道エネルギー・レベルの交換の自由度特性

Intra-versus Inter-dimer Charge Inhomogeneity in the Triangular Lattice Compounds of β′-Cs[Pd(dmit)2]2: A Degree of Freedom Characteristic of an Interchange of Energy Levels in the Molecular Orbitals
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巻: 85  号: 10  ページ: 104711.1-104711.13  発行年: 2016年10月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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基底状態がスピン挫折でも反強磁性状態でもなく八量体化である不可解な現象を解くためにβ′-Cs[Pd(dmit)2]2の三角格子の振動スペクトラムにおけるC=C伸展モードの完全な解析を行った。チャージの多いとチャージの少ない二量体は異質なチャージの非中心対称の二量体であることがわかった。HOMOとLUMOのエネルギー準位が堅い二量体化のために交換されるので,サイト内Coulomb反発と原子価-結合構造の間の協力相互作用が二量体内,そして,二量体間で働き,これらのそれぞれが,二量体内と二量体間チャージ分離に関与する。八量体は,両方の協力相互作用下の最小ユニットである。β′-Cs[Pd(dmit)2]2の高温相で,二量体内協力相互作用の抑制のため八量体化と四量体化の間の競合を観察した。2つの異なる状態間の競合は,堅い二量体化による分子軌道の自由度特性を示す。いろいろなX[Pd(dmit)2]2塩の協力相互作用をC=C伸展モードから,定量的に評価した。(翻訳著者抄録)
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分子の電子構造 

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