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J-GLOBAL ID:201602228899639012   整理番号:16A1058462

2つのTi合金における滞留疲労:結晶塑性と離散転位研究

Dwell fatigue in two Ti alloys: An integrated crystal plasticity and discrete dislocation study
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  ページ: 411-427  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: C0320A  ISSN: 0022-5096  CODEN: JMPSA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Ti-6246が疲労サイクルに応力滞留を含む場合,ドウェルデビットと呼ばれる合金Ti-6242の疲労寿命が大幅な減少を示すことは,航空機エンジン産業に於いてよく知られた重要な問題である。これらの合金の異なるドウェルデビットに対する機械的説明は,何十年もの間,依然として分からなかった。本研究では,独立した実験データに基づいて両方のTi合金のピン転位回避のための熱活性化エネルギーを抽出するために,結晶塑性モデリングを利用した。これにより,2つの合金の顕著に異なる冷間クリープ応答を正確に捕捉し,非ドウェル荷重下で観測したほぼ同一の速度感度がドウェル挙動と完全に一致する理由を示した。決定した活性化エネルギーを,最近開発した熱活性化離散転位塑性モデルに利用し,基底面およびプリズム面へのナノ押し込みに関連する2つの合金の歪み速度感度を予測した。Ti-6242は強い結晶方位依存速度感度を経験するが,Ti-6246は最近公表された独立測定と一致することを示した。押し込みスリップ面に対する速度感度の依存性もよく捕らえた。熱的に活性化した不連続転位塑性モデルは,Ti-6242合金の古典的な冷間滞留疲労不良のグレインの組合せに於いて,疲労負荷における応力滞留の組み込みが,軟質から硬質のグレインへの顕著な応力再分布をもたらすものの,合金Ti-6246では,そのような負荷開放は生じないことを示した。挙動を制御する重要な特性は,熱活性化プロセスの負荷に対する負荷時定数の時定数であった。本研究は,なぜTi-6242合金がドウェルデビットを示し,Ti-6246がドウェルデビットを示さないのかを説明する最初の機械論的基礎を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属の結晶構造  ,  金属,合金の化学熱力学(混合系) 

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