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J-GLOBAL ID:201602229484213596   整理番号:16A1215966

乳牛スラリーからの累積メタン生成は揮発性固体,温度及び保管期間によって説明が可能である

The cumulative methane production from dairy cattle slurry can be explained by its volatile solid, temperature and length of storage
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 827-834  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W1430A  ISSN: 1344-3941  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酪農形態,スラリー水希釈及び温度変化の因子を網羅した嫌気性培養実験によってメタン生成の基礎的特性を調査した。国内各地の酪農場から乳牛の糞尿スラリーを収集し,全固体(TS)と揮発性固体(VS)を測定した。スラリーを水希釈(0倍,3倍及び10倍)し,一部を容器に採り窒素ガスを充填しゴム栓でシールした後,35,25,15及び5°Cで培養した。VS当たりの累積メタン生成が経時的に増加した。VS当たりのメタン生成への希釈の影響は顕著でなかったが,温度の影響が重要であった。特に,高温になると潜在的生産量が増加し,累積生成量が発生可能量の半分に達するまでの時間が短くなった。本調査で得られた包括的かつ単純モデルは,保管スラリーからの累積的メタン生成がVS,温度及び保管期間によって説明できることを示す。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  農業廃棄物処理  ,  環境問題 
引用文献 (12件):
  • Ciais P, Sabine C, Bala G, Bopp L, Brovkin V, Canadell J, et al. 2013. Carbon and Other Biogeochemical Cycles, In: Stocker TF, Qin D, Plattner G-K, Tignor M, Allen SK, Boschung J, et al. (eds.), Climate Change 2013: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group Ito the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA.
  • GIO (Greenhouse Gas Inventory Office of Japan). 2012. National Greenhouse Gas Inventory Report of Japan. Ministry of the Environment, Japan.
  • GIO (Greenhouse Gas Inventory Office of Japan). 2013. National Greenhouse Gas Inventory Report of Japan. Ministry of the Environment, Japan.
  • GIO (Greenhouse Gas Inventory Office of Japan). 2014. National Greenhouse Gas Inventory Report of Japan. Ministry of the Environment, Japan.
  • Hansen TL, Schmidt JE, Angelidaki I, Marca E, Jansen JLC, Mosbwk H, et al. 2004. Method for determination of methane potentials of solid organic waste. Waste Management 24, 393-400.
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