文献

J-GLOBAL ID：201602229566710527   整理番号：16A1185192

ゼオライト(Z)への硫化水素の吸着: 保持機構

Adsorption of hydrogen sulfide (H₂S) on zeolite (Z): Retention mechanism

著者 (3件)： Sigot Lea (Universite de Lyon, INSA-Lyon, LGCIE-DEEP, EA4126, 20 Avenue Albert Einstein, F-69621 Villeurbanne Cedex, France) ,  Ducom Gaeelle (Universite de Lyon, INSA-Lyon, LGCIE-DEEP, EA4126, 20 Avenue Albert Einstein, F-69621 Villeurbanne Cedex, France) ,  Germain Patrick (Universite de Lyon, INSA-Lyon, LGCIE-DEEP, EA4126, 20 Avenue Albert Einstein, F-69621 Villeurbanne Cedex, France)
資料名： Chemical Engineering Journal  (Chemical Engineering Journal)
巻： 287  ページ： 47-53  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： D0723A  ISSN： 1385-8947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゼオライトは,通常バイオガスに含まれる微量化合物の硫化水素(H₂S)を除去する効果的な吸着剤である。ゼオライトの再生可能性の評価は,バイオガス処理の吸着過程に使用する前に検討すべき重要な項目である。13XゼオライトにH₂Sを吸着した後350°Cで加熱した硫黄化合物の脱着量は微量であった。その後,方針を除去機構の理解に変更した。表面積,空隙率,pH,赤外分光法,熱重量分析および示差走査熱量測定で,H₂Sの吸着前後におけるゼオライトの補完物理化学的特性評価を行った。H₂S吸着後のゼオライト中の硫黄形態を検討し,保持機構を提案した。H₂Sはゼオライト中で元素状硫黄に変化していた。この機構は,ゼオライトにおけるH₂Sの吸着が間隙水中でH₂Sの溶解と解離,および酸化を起こし,重合する元素状硫黄を形成した。主要な元素状硫黄の生成はゼオライトの熱再生を制限するため,他の再生方法の検討が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゼオライト ,  *硫化水素 ,  *吸着 ,  機構 ,  バイオガス ,  表面積 ,  空隙率 ,  pH【水素イオン指数】 ,  赤外分光法 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  硫黄 ,  元素形態 ,  間隙水 ,  溶解 ,  解離 ,  酸化 ,  再生
準シソーラス用語： 元素状硫黄 ,  保持機構

著者キーワード (5件)： Zeolite ,  Hydrogen sulfide ,  Biogas ,  Physicochemical characterization ,  Adsorption-dissociation-oxidation mechanism

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  合成鉱物  (CD01040K)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゼオライト ,  硫化水素 ,  吸着