局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を利用した簡易で受容体フリーで再生可能なHg<sup>2+</sup>検知系

Park Jin-Ho; Byun Ju-Young; Yim Sang-Youp; Kim Min-Gon; Kim Min-Gon

文献

J-GLOBAL ID：201602230186144740 整理番号：16A0935226

局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を利用した簡易で受容体フリーで再生可能なHg²⁺検知系

A Localized Surface Plasmon Resonance (LSPR)-based, simple, receptor-free and regeneratable Hg²⁺ detection system

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巻： 307 ページ： 137-144 発行年： 2016年04月15日
JST資料番号： B0362A ISSN： 0304-3894 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

金ナノロッド(GNR)の局在表面プラズモン共鳴(LSPR)シフトを利用した,簡易で,受容体フリーで再生可能なHg²⁺センサを開発した。Hg²⁺のシトラートに対する配位によって誘導された沈殿は,ガラススライド上のGNR表面周辺の局所屈折率(RI)を変化させ,LSPR吸収ピークの赤方偏移を増進する。本現象を利用して,濃度域1nM~1mMでHg²⁺の定量検出が可能で,高い線形性を示し,検出限界(LOD)が0.38nMに達するセンサを設計した。本センサのHg²⁺に対する高度の選択性を,Hg²⁺によって増進した27.67nmのLSPR赤方偏移によって提示した。本偏移は他種金属が起こす偏移に比して特異的である。更に,本新センサチップの再利用性を,8回の連続洗浄/沈殿によって示した。本センサは,水道水,湖水及び河川水など実水質試料を対象とした添加回収試験でも卓越した性能を示した。Hg²⁺-シトラート錯体とLSPR赤方偏移の簡易な複合により,Hg²⁺検出用の新規検知系の設計か可能となった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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重金属調査測定 , 水銀とその化合物

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局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を利用した簡易で受容体フリーで再生可能なHg2+検知系

局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を利用した簡易で受容体フリーで再生可能なHg²⁺検知系