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J-GLOBAL ID:201602230223969690   整理番号:16A1143351

多剤耐性結核患者の血清中,モキシフロキサシンおよびレボフロキサシンの分析のためLC-ESI-MS/MS法の開発と検証:医療診断で治療薬剤モニタリング手段としての潜在的な応用

Development and validation of LC-ESI-MS/MS method for analysis of moxifloxacin and levofloxacin in serum of multidrug-resistant tuberculosis patients: Potential application as therapeutic drug monitoring tool in medical diagnosis
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巻: 1009-1010  ページ: 138-143  発行年: 2016年01月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フルオロキノロン系抗生物質の種類であるモキシフロキサン(MFX)とレボフロキサシン(LFX)は多剤耐性結核(MDR-TB)患者に対する最も多い2処方薬である。単一で感度よく信頼できるLC-ESI-MS/MS法を開発し,検証して,内部標準(IS)としてエンロフロキサシン(EFX)を使用したヒト血清でこれら薬剤のレベルを同時に定量した。MFXでm/z402.2→384.2,LFXで362.2→318.2およびEFXで362.1→318.3という前駆体イオン化から生成物イオンまで選ばれた質量転移の多重反応モニタリングを行うことにより定量化を達成した。MFXで0.23~1000ng/mLおよびLFXで0.13~1000ng/mL間の範囲にある濃度を用いて,検量線をプロットし,0.999を超えた相関係数(r<sup>2</sup>)が得られた。日内および日間正確度は92.1~104%の範囲にあり,MFXとLFXでそれぞれ,96%と95.5%の平均回収率を有し,精度はすべての品質管理濃度レベルにて<9%であった。マトリックス効果の分析はMFXで93.0~94.6%およびLFXで90.9~99.5%の抽出効率を示した。実試料分析への開発方法の応用はMDR-TBの10患者から得られた血清試料でMFXとLFXの効率的な定量化をもたらした。結果は,本方法が短い操作時間内にMFXとLFXを正確に分析する潜在的な薬剤モニタリング手段として応用され得たことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物物理的研究法  ,  生物薬剤学(基礎) 
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