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J-GLOBAL ID：201602230880739767   整理番号：16A1069941

受精時の哺乳類たまごにおけるカルシウムシグナリング

Calcium Signaling in Mammalian Eggs at Fertilization

著者 (3件)： SHIRAKAWA Hideki (Univ. Electro-Communications Graduate School of Informatics and Engineering, Tokyo, JPN) ,  KIKUCHI Takashi (Univ. Electro-Communications Graduate School of Informatics and Engineering, Tokyo, JPN) ,  ITO Masahiko (Hamamatsu Univ. School of Medicine, Hamamatsu, JPN)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 16  号： 24  ページ： 2664-2676  発行年： 2016年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生きている細胞の蛍光イメージングの開発は,広範囲な細胞における細胞内Ca²⁺の動力学的側面を明らかにする。受精卵はCa²⁺イメージングを用いて長い間研究されてきており,受精における時空Ca⁺²動力学及びCa²⁺動員の基礎となる機構のみならずCa²⁺の生理的役割が,いろいろな動物種で多かれ少なかれ明らかになっている。この総説において,著者らは哺乳類配偶子におけるCa²⁺動力学の特徴的なパターン及び細胞質Ca²⁺濃度の上昇をもたらす細胞内貯蔵からCa²⁺放出に対する分子基盤を説明し,Ca²⁺波及びCa²⁺振動の誘導と関連する精子によるたまご活性化因子の同定と性質を述べ,不妊症治療としての人工的たまご活性化のためにそれを用いる可能性を考察した。更に,早期の胚発生をもたらすたまご活性化におけるCa²⁺の役割について要約した。

シソーラス用語： *哺乳類 ,  たまご ,  配偶子 ,  *受精 ,  *受精卵 ,  *カルシウム ,  *細胞生理 ,  *振動 ,  *細胞情報伝達 ,  不妊症 ,  ホスホリパーゼC ,  *蛍光測定 ,  動力学 ,  精子 ,  小胞体 ,  胚発生 ,  胚 ,  遺伝子発現 ,  細胞質 ,  糖アルコール ,  糖リン酸
準シソーラス用語： *カルシウムシグナリング ,  *カルシウム振動 ,  カルシウム放出 ,  カルシウム流入 ,  ホスホリパーゼCζ ,  *蛍光イメージング

分類 (3件)： 生殖生理一般  (EJ15010E) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： イノシトール1,4,5-トリスリン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 受精 ,  哺乳類 ,  たまご ,  カルシウムシグナリング