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J-GLOBAL ID:201602231006771642   整理番号:16A1133697

単糖類あるいはキシロオリゴ糖類を製造するための,ススキ属のヘミセルロースの組換えヘミセルラーゼによる酵素加水分解

Enzymatic hydrolysis of hemicelluloses from Miscanthus to monosaccharides or xylo-oligosaccharides by recombinant hemicellulases
著者 (11件):
資料名:
巻: 79  ページ: 170-179  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ススキ属のホロセルロースからヘミセルロースを分離し,RP-HPLC-UV法,FTIR法,NMRを用いて特性を調査した。ヘミセルロースを組換えヘミセルラーゼ,即ちエンド-β-1,4-キシラナーゼ(HoXyn11A,AnXyn10C),β-キシロシダーゼ(AnXln3D),α-L-アラビノフラノシダーゼ(AnAxh62A)で加水分解して,相互作用のメカニズムを調べた。その結果,AnXyn10Cは,HoXyn11Aよりも短い分解物を生成し,AnAxh62Aは,単一置換α-L-アラビノフラノシル残基のすべてを遊離させた。また,AnXyn10CとHoXyn11Aは,ホロセルロースを直接分解できたが,AnAxh62AとAnXln3Dにはその能力はなかった。キシロオリゴ糖の最高収量は,ヘミセルロースからの場合は,HoXyn11AとAnAxh62Aの組合せ処理したときに,またホロセルロースからの場合は,AnXyn10C単独処理をしたときに得られた。また,キシロースの最高収量は,ヘミセルロースからの場合は,HoXyn11A,AnAxh62A,AnXln3Dの組合せ処理をしたときに,またホロセルロースからの場合はAnXyn10C,AnAxh62A,AnXln3Dの組合せ処理をしたときに得られた。本研究結果は,ススキ属のヘミセルロースを単糖類とキシロースに生物変換する際の効率的な酵素組合せの構築に役立つと考察された。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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植物の生化学  ,  砂糖以外の糖 

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