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J-GLOBAL ID：201602231449140861   整理番号：16A0607089

半古典的分子動力学シミュレーション法の開発

Development of semiclassical molecular dynamics simulation method

著者 (4件)： Nakamura Hiroki (Institute of Molecular Science, National Chiao Tung University, 1001 Ta Hsueh Rd., Hsinchu, 30010 Taiwan) ,  Nanbu Shinkoh ,  Teranishi Yoshiaki ,  Ohta Ayumi
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 18  号： 17  ページ： 11972-11985  発行年： 2016年05月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非断熱遷移,量子力学トンネリングおよびコヒーレンスなど種々の量子力学効果が多様な化学および生物学システムにおいて主要な役割を果たす。本報は純粋に古典的力学に基づく分子動力学(MD)法にトンネル効果を包含する方法を提案した。古典的に許容される/されない領域の境界を規定するコースティックスを古典的トラジェクトリー沿いに検出し,個別の適切なコースティクから出発して最小の動きをもつ最適トンネリング経路を決定した。トンネリングに伴う実在の相をあわせて推定できた。単純な共線形化学反応O+HCl→OH+Clによる数値計算例を示しここに提案した方法の理解を図った。オンザフライab initioバージョンへの一般化は簡明であった。円錐交差における非断熱遷移をZhu-Nakamura理論を用いて処理することにより新しい半古典的MO法を導いた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 半古典的方法 ,  *計算機シミュレーション ,  *トンネル効果 ,  トラジェクトリー ,  気相反応 ,  塩化水素 ,  原子 ,  処理 ,  準位交差 ,  *量子遷移 ,  分子軌道法 ,  *ホッピング伝導
準シソーラス用語： オンザフライ処理 ,  *ホッピング ,  円錐交差 ,  酸素原子 ,  *非断熱遷移 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  量子力学一般  (BA06010C) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 分子動力学シミュレーション ,  開発