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J-GLOBAL ID:201602232016859480   整理番号:16A0382770

亜炭廃坑による地下空洞の特定化と風化に関する研究

Identify Location of Cavity by Mining the Lignite and its Weathering
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  ページ: 30-39 (WEB ONLY)  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: U0212A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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亜炭採掘によりできた地下空洞の劣化があり,それが豪雨や地震を引き金として,地表面の陥没や構造物の沈下,傾斜を引き起こすことがある。亜炭坑は,全国各地に残っているが,採鉱にあたった業者がすでに廃業しており,位置の特定や対策は,全くといって進んでいないのが現状である。そこで本研究では,亜炭坑の位置およびその深さが公開されている岐阜県御嵩町を例にとり,これまでに調べられた重力異常(Bouguer異常)をもとに広域における絶対重力の分析から地下空洞の存在について抽出すること,また,空洞の風化による劣化から強度低下を把握するために,乾湿繰り返しの点載荷試験と強熱減量試験を実施し,新たな強度指標を提案した.既存の重力分布のデータと亜炭鉱跡の分布から,空洞の把握を試みた結果,以下のことが得られた.(1)亜炭鉱跡地でのBouguer異常は-5mGal以下と低異常の分布と相関が得られ,特に同一地質地盤の中で,空洞箇所では低異常を観測しており,空洞深度が浅いほど低異常となる。(2)空洞箇所は低異常となることを明らかにしたが,地盤の土質密度がBouguer異常に影響するため,空洞の影響だけで低異常が現れているとは言い難い。(3)Bouguer異常の勾配を使うことで周辺地盤のBouguer異常の傾向を簡便に求める方法を提案した。(4)湿度が高い状況から乾燥に至ると強度が急激に低下することから,少しでも不飽和状態以上に空洞を保つ必要がある。
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分類 (2件):
分類
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土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  ,  鉱害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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