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J-GLOBAL ID:201602232684509625   整理番号:16A0547733

官能化酸化グラフェンは,細胞免疫の頑強な刺激のための新規ワクチンナノアジュバントとしての役割を果たす

Functionalized graphene oxide serves as a novel vaccine nano-adjuvant for robust stimulation of cellular immunity
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 3785-3795  発行年: 2016年02月14日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グラフェン誘導体は独自の物理化学的特性から利益を得て,生物医学において大きな注目を集めている。本研究では,モデル抗原としてウレアーゼB(Ure B)を用いた免疫療法のためのワクチンアジュバントとして,酸化グラフェン(GO)を慎重に設計した。Ure Bは,胃癌のクラスI発癌物質であるヘリコバクター・ピロリ菌に特異的な抗原である。ポリエチレングリコール(PEG)及び種々のタイプのポリエチレンイミン(PEI)をコーティングポリマーとして使用した。一つのポリマー修飾GO(GO-PEG及びGO-PEI)と比較して,複数のtoll様受容体(TLR)経路の活性化を通じて特定の二重ポリマー修飾GO(GO-PEG-PEI)は,樹状細胞(DC)の成熟を促進し,サイトカイン分泌を増強する正のモジュレーターとして作用する一方で,低毒性を示した。さらに,このGO-PEG-PEIは,抗原を効果的にDCに輸送するための抗原担体として機能する。これらの2つの利点は,GO-PEG-PEIが新規ワクチンアジュバントとして役立つ可能性がある。その後のin vivo実験では,放出Ure B及び臨床的に使用されるアルミニウムアジュバントに基づくワクチン(Alum-Ure B)と比較して,GO-PEG-PEI-Ure Bは,皮内投与により強力な細胞性免疫を誘発し,癌免疫療法における適用が有望なことが示唆された。本研究では,新規で効果的なGOベースのワクチンナノアジュバントを提示するだけでなく,ナノアジュバントの合理的設計のための表面化学の重要な役割も強調した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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医用素材  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療  ,  腫よう免疫 
タイトルに関連する用語 (5件):
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