文献

J-GLOBAL ID：201602233451461142   整理番号：16A0490862

昆布の抗酸化作用

著者 (7件)： 白杉一郎 (くらこん) ,  松井隆史 (くらこん) ,  伝宝啓史 (くらこん) ,  伝宝啓史 (くらこんホールディングス) ,  黒木勝久 (宮崎大 農) ,  榊原陽一 (宮崎大 農) ,  水光正仁 (宮崎大 農)
資料名： New Food Industry  (New Food Industry)
巻： 58  号： 6  ページ： 53-58  発行年： 2016年06月01日 
JST資料番号： F0354A  ISSN： 0547-0277  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昆布は褐藻類に属する海藻で,日本の伝統的な食品の一つである。昆布は炭水化物で約60%占められており,そのうち約50%が食物繊維である。食物繊維はラミナリン,アルギン酸,フコイダンといった多糖類で構成されており,これまでに昆布に含まれている多糖類が様々な生理活性を有することが報告されている。昆布は炭水化物で約60%占められており,そのうち約50%が食物繊維である。食物繊維はラミナリン,アルギン酸,フコイダンといった多糖類で構成されており,これまでに昆布に含まれている多糖類が様々な生理活性を有することが報告されている。昆布および,昆布加工食品抽出物の抗酸化酵素誘導作用のメカニズムとしては転写因子であるNrf2の核移行をMAPキナーゼファミリーが制御していると言われている。

シソーラス用語： *コンブ ,  *褐藻類 ,  海藻 ,  *食物繊維 ,  アルギン酸 ,  多糖類 ,  糖硫酸 ,  *血糖降下作用 ,  *スーパーオキシドジスムターゼ ,  *酵素活性度 ,  転写因子 ,  DNA結合タンパク質 ,  MAPキナーゼ ,  カロチノイド
準シソーラス用語： NRF2 ,  フコイダン ,  ラミナリン ,  海藻類 ,  *活性酸素消去酵素 ,  *抗酸化酵素活性 ,  *抗糖尿病作用 ,  硫酸化多糖類

分類 (2件)： 海藻類  (FJ13030N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： フコキサンチン

引用文献 (18件)：

• 大野正夫,有用海藻誌.東京,中山書店,9-11,2005.
• Besterman EM, Atherosclerosis, 12, 85-96, 1970.
• Paxman JR, Richardoson JC, Dettmar PW, et al, Nutr. Res., 28, 501-505, 2008.
• Torsdottir I, Alpsten M, Holm G, et al, J. Nutr., 121, 795-799, 1991.
• Kwasniewski FH, Landgraf RG and Jancar S., Int. Immunopharmacol., 8, 371-378, 2008.

タイトルに関連する用語 (2件)： 昆布 ,  抗酸化作用