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J-GLOBAL ID：201602233710591025   整理番号：16A0406094

ウリ科接ぎ木装置用自動給苗装置の開発(第2報)-台木用自動給苗装置の実用性評価-

Development of Automatic Seedling Feeding Device for Cucurbits Grafting Robot (Part2)-Practicality Evaluation of Automatic Stock Feeder-

著者 (5件)： 大越崇博 (井関農機) ,  小林研 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  重松健太 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  中山夏希 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  吉永慶太 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 78  号： 3  ページ： 232-240  発行年： 2016年05月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ウリ科用の半自動接ぎ木装置に適応する高能率な自動給苗装置の開発を目的に研究を行った。子葉展開方向が均一ではない栽植状態の苗を対象に,子葉展開方向を一定範囲内へ誘導する予備整列機構の可能性を検討した後,試作した台木用自動供給試験機による精度試験から実用性を検討した。その結果,予備整列機構は,子葉展開方向が接ぎ木装置への適正受渡し方向に対して±50°以上ずれている苗のうち89%を±50°以内に誘導することができ,整列播種と同等の効果を有することを確認した。台木を自動給苗した接ぎ木精度は,接合率および活着率100%,成苗率98%となり,十分な実用性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ウリ科 ,  *接木 ,  *栽培管理 ,  *自動化 ,  カボチャ ,  *子葉 ,  台木

分類 (1件)： 野菜  (FC03043X)

引用文献 (15件)：

• 千葉県農業総合研究センター,2003.キュウリ断根挿し接ぎセル成型苗の育苗法.試験研究成果普及情報.https://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/shikenkenkyuu/h15.html. Accessed Mar. 24, 2016.
• 小林 研,藤井桃子,大越崇博,2011.ウリ科用接ぎ木装置に適応する自動給苗機構の開発.農業機械学会誌,73 (1),57-64.
• 小林 研,藤井桃子,山田久也,清水修一,2005.大粒種子整列播種装置の開発(第1報)欠粒防止機構と2次鎮圧機構を備えた播種装置.農業機械学会誌,67 (5),109-116.
• 小林 研,重松健太,笹谷定夫,2006.ウリ科野菜用接ぎ木装置の給苗自動化に関する研究(第1報).農業機械学会誌,68 (6),117-123.
• 農業·生物系特定産業技術研究機構,2005.生研センター平成17年度事業報告.12-13.

タイトルに関連する用語 (7件)： ウリ科 ,  接ぎ木装置 ,  苗 ,  開発 ,  台木 ,  実用性 ,  評価