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J-GLOBAL ID：201602234270398894   整理番号：16A0671878

ホスファジノマイシンの生合成への新洞察

New insights into the biosynthesis of fosfazinomycin

著者 (3件)： Huang Zedu (Carl R. Woese Institute for Genomic Biology, University of Illinois at Urbana-Champaign, 1206 West Gregory Drive, Urbana, Illinois 61801, USA. [e-mail]) ,  Wang Kwo-Kwang Abraham ,  van der Donk Wilfred A.
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 7  号： 8  ページ： 5219-5223  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホネート天然産物であるホスファジノマイシン中のユニークなヒドラジド基の生合成的起源は未知である。本研究では,その遺伝子クラスタにコードされる五つの蛋白質の活性を調べた。フラビン依存性オキシゲナーゼのFzmMはL-AspのN-ヒドロキシ-Aspへの酸化を触媒した。FzmLを加えると,亜硝酸に加えてフマル酸塩が生成した。アデニロこはく酸リアーゼホモログのFzmRはN-アセチル-ヒドラジンこはく酸からアセチルヒドラジンを排除し,それはヒドラジンこはく酸のFzmQ触媒アセチル化産物であった。まとめると,これらの知見はL-AspからN-アセチルヒドラジンへの経路を示唆する。L-Aspからホスファジノマイシンへの窒素の組込みを同位体標識研究により確認した。ホスファジノマイシンのN末端Valの組込みはVal-tRNA依存性プロセスにおいてFzmIにより触媒される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 亜リン酸塩 ,  生合成 ,  *代謝経路 ,  ヒドラジド ,  *クラスタ ,  *モノオキシゲナーゼ ,  酸化 ,  亜硝酸 ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  ジカルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  アミジンリアーゼ ,  標識法 ,  tRNA ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン ,  分枝鎖アミノ酸
準シソーラス用語： ホスホネート ,  *生合成経路 ,  *遺伝子クラスタ ,  *フラビン含有モノオキシゲナーゼ ,  酸化反応 ,  フマル酸エステル ,  アデニロコハク酸リアーゼ ,  同位体標識 ,  バリンtRNA

分類 (4件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (5件)： ホスファジノマイシンA ,  ホスファジノマイシンB ,  L-アスパラギン酸 ,  アセチルヒドラジン ,  バリン

タイトルに関連する用語 (2件)： 生合成 ,  洞察