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J-GLOBAL ID：201602234856380552   整理番号：16A0484552

先進的環境プロセス技術の展開 紫外線LEDを用いた殺菌システムと応用

著者 (2件)： 中橋睦美 (徳島大 大学院生物資源産業学研究部) ,  高橋章 (徳島大 大学院医歯薬学研究部 予防環境栄養学分野)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 61  号： 6  ページ： 428-432  発行年： 2016年06月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紫外線はその波長の長さによりUVA(320~400nm),UVB(280~320nm),UVC(<280nm)と分類される。紫外線はさまざまな分野において殺菌用途として用いられているほか,医療分野における紫外線治療,産業分野においては紫外線硬化や検査用途など広く用いられている。現在,紫外線光源は紫外線ランプが主流であるが,寿命やランプの破損などが問題となることから長寿命で衝撃に強いLEDを使用した殺菌装置の需要は今後高まると考えている。さらに水銀や水銀製品の製造・輸出入を規制する「水銀に関する水俣条約」の発効が間近であり(平成28年5月10日現在),紫外線ランプは規制対象から外れているものの,将来的には使用の減少が見込まれ紫外線LEDへ移行していくと考える。紫外線LEDは主にUVA領域にピークを持つUVA-LEDが製品化され市場規模は拡大しており,今後さらにより短い波長領域にピークを持つ紫外線LEDの普及も期待されている。本稿では,紫外線LEDによる殺菌・不活化効果,紫外線LEDによる殺菌メカニズム,紫外線LEDと他の殺菌法併用による相乗効果,食品への応用・装置の大型化などについて解説した。

シソーラス用語： 先端技術 ,  環境 ,  工程 ,  展開 ,  *発光ダイオード ,  紫外線 ,  *殺菌 ,  *殺菌装置 ,  利用 ,  不活性化 ,  機構 ,  併用効果 ,  相乗作用 ,  食品 ,  食品加工 ,  改変
準シソーラス用語： 先進技術 ,  プロセス ,  *紫外線LED ,  応用 ,  不活化 ,  相乗効果 ,  大型化

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境 ,  プロセス ,  展開 ,  紫外線LED ,  殺菌システム ,  応用