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J-GLOBAL ID：201602235130747985   整理番号：16A0517635

初期段階の食道がんのラマン分光法とケモメトリックス法による診断

Diagnosis of early-stage esophageal cancer by Raman spectroscopy and chemometric techniques

著者 (8件)： Ishigaki Mika (Department of Biomedical Chemistry, School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, 2-1 Gakuen, Sanda, Hyogo 669-1337, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Maeda Yasuhiro ,  Taketani Akinori ,  Andriana Bibin B. ,  Ishihara Ryu ,  Wongravee Kanet ,  Ozaki Yukihiro ,  Sato Hidetoshi
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 141  号： 3  ページ： 1027-1033  発行年： 2016年02月07日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食道がんは,高い死亡率の疾患である。がん治療の後の5年の生存率を改良するために,このがんの早期検出と治療支援のための方法の開発が重要である。ケモメトリックス分析と組み合わせたラマン分光法が,前がん性とがん性の生化学変化の識別のための強力な技術であるという証拠が増加している。本研究で筆者らは,初期段階(ステージ0と1)の食道がん試料をex vivoで調べるためにラマン分光法を利用した。がん性試料と正常試料のラマンスペクトルのt検定を利用する比較は,がん性試料中のグリコーゲン,コラーゲン,及びトリプトファンの減少した濃度を示した。部分最小二乗回帰(PLSR)分析と自己組織化マップ(SOMs)は,がん性試料と正常試料のデータセットを2つの群に識別したが,それらの間に比較的大きな重複が存在した。t検定で見い出されたラマンバンドに基づく線形判別分析(LDA)は,81.0%の感度と94.0%の特異性で組織の型を予測することができた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *食道腫瘍 ,  *早期診断 ,  *Raman分光法 ,  *ケモメトリックス ,  グリコーゲン ,  コラーゲン ,  判別分析 ,  多重回帰分析 ,  自己組織化特徴マップ ,  仮説検定 ,  生検 ,  t検定 ,  腫瘍診断 ,  硬タンパク質 ,  動物タンパク質 ,  臨床検査 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 線形判別分析 ,  部分最小二乗回帰

分類 (3件)： 腫ようの診断  (GE03020J) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  統計的品質管理  (KB04030W)

物質索引 (1件)： トリプトファン

タイトルに関連する用語 (5件)： 初期段階 ,  食道がん ,  ラマン分光法 ,  ケモメトリックス法 ,  診断