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J-GLOBAL ID:201602235131091280   整理番号:16A1296384

NMR緩和測定と凍結温度低下を用いた水飽和圧密粘土の細孔分布,密度と塩濃度の効果

Pore distribution of water-saturated compacted clay using NMR relaxometry and freezing temperature depression; effects of density and salt concentration
著者 (4件):
資料名:
巻: 123  ページ: 148-155  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水飽和圧密粘土中の水集団の推定を1HNMR緩和測定と凍結点降下を用いて調べた。粘土試料と飽和条件は3塩濃度(脱イオン水,0.1mol/Lおよび1.0mol/L)による0.8と1.4g/cm3飽和におけるNa-モンモリロナイトである。水飽和圧密試料を,1か月の真空下における液体の浸漬により円筒中で調整した。全NMR測定を,無損傷PCTFEベッセルを用いて行い,実験中の閉込め条件を維持できるようにした。4水和物の界面層と非層間水を識別するために,1,2,3,および4水和物層に対応した4T1閾値を,それぞれ,1.2,2.3,3.5,および4.7と想定した。水和物状態と非層間水の集団を30°Cにおけるこれらの閾値から計算した。低密度試料は55%までの非層間水の高集団を示した。低温1HNMR実験も行い,細孔径に対する凍結点降下の観点からこれらの結果を支持した。熱量測定研究における約4nm空間中のメソ孔水を非層間水と閾値温度として考察し,それがGibbs-Thomson式から-12.5°Cの凍結点に等価なことを示した。これらの結果により,凍結点降下から予測される非層間水の集団が10%の範囲内で1HNMR緩和測定と一致することを示した。縦方向(T1)と横方向相関時間(T2)間のー10°Cにおける相関実験も行い,水に対する動的情報を得た。1.4g/cm3の粘土密度における1.0のT1/T2線に近い小ピークを観測し,この試料中に高移動度バルク水分子があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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土壌鉱物  ,  磁気共鳴・磁気緩和一般  ,  コロイド化学一般 

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