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J-GLOBAL ID:201602235170619486   整理番号:16A1272006

数値モデルを活用した泥質干潟の窒素動態の解析

著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 13-38(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0648A  ISSN: 2188-3262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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有明海の泥質の干潟・浅海域を対象として,2005年に開発された物質循環の特性を考慮した浮遊系-底生系結合生態系モデルに対して,有明海の特徴である潮汐に伴う懸濁物質の濃度変化を定式化してモデルを組み込み,精緻化したうえで,2002年のデータに2005年に現地調査を行った結果を加え,モデルの汎用化を行った。2005年を対象として改良したモデルを用い,窒素動態と関連の深い無機態窒素(NH4とNOx)および懸濁物質の計算を行い,観測値と良く合致し,季節変化の再現性が大きく改善された。また,これらの物質濃度から算出される脱窒速度も再現性が高いことが示された。塩田川河口の泥質干潟における改良モデルからの計算から,干潟の有機態窒素の生成は特に重要で,有明海の有機物質の起源と考えられることが明らかになった。
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分類 (2件):
分類
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水圏・生物圏の地球化学  ,  生態系 
引用文献 (46件):
  • 青山裕晃,今尾和正,鈴木輝明,1996.干潟域の水質浄化機能-一色干潟を例にして-.月刊海岸,28, 178-188.
  • Baretta, J. and P. Ruardij, 1988. Tidal Flat Estuaries. Simulation and Analysis of the Ems Estuary. Ecological studies, 71. Berlin Heidelberg, New York: Springer-Verlag, 353 pp.
  • Berner, R. A., 1980. Early diagenesis: a theoretical approach. Princeton: Princeton University Press.
  • Boudreau, B. P., 1996. A method-of-lines code for carbon and nutrient diagenesis in aquatic sediments. Comput. Geosci., 22: 479-496.
  • Brigolin, D., Pastres, R., Nickell, T. D., Cromey, C. J., Aguilera, D. R. and P. Regnier, 2009. Modelling the impact of aquaculture on early diagenetic processes in sea loch sediments. Marine Ecology Progress Series, 388, 63-80.
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