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J-GLOBAL ID:201602235409815285   整理番号:16A1270332

分枝鎖アミノ酸は,普通体重以下の若者,体重過多の若者,及び肥満体の若者で既に発生している心血管代謝系リスク因子に関連している

Branched-chain amino acids are associated with cardiometabolic risk profiles found already in lean, overweight and obese young
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巻: 32  ページ: 123-127  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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心血管系リスクは肥満患者で高くなる。ところが体重過多や肥満でも心血管代謝系が健全な人(CMH)もいるし,正常体重の人が心臓血管病(CVD)を発症する場合もある。本研究で,私たちは,666人の成人と未成年(25.3±12.8歳)を普通体重以下,体重過多,肥満のグループに分けて横断的研究を実施し,分枝鎖アミノ酸(BCAAs)によりCVDリスクの増加を識別できるか調査した。心血管代謝のグループを,最高血圧<130mmHg,最低血圧<85mmHg,グルコース<125mg/dl,トリグリセリド<150mg/dl,HDLコレステロール>40mg/dl(男性),HDLコレステロール>50mg/dl(女性),およびインスリン抵抗性指数<5によりカットオフした。CMHには1つのカットオフがあり,心血管代謝に異常が認められた人(CMA)には,2つのカットオフがあった。アミノ酸は血清の過塩素酸による沈殿,およびO-フタルアルデヒドによる誘導体化後に,HPLCにより測定した。バリンは5つ,ロイシンは3つ,そして,イソロイシンは5つの心臓病リスク分類要素との間に相関が認められた。CMHと比べてCMAにおいて,バリンとロイシンは有意に高く,それぞれについて肥満体群でP<.001,P=.015,体重過多群でP<.001,P=.015,普通以下群でP=.024,P=.012となった。普通体重以下群以外は,イソロイシンは同様の結果を示した。これらの結果から,BCAAs,特にバリンとロイシンは,肥満度指数(BMI)の分類から独立した心血管代謝疾患のリスク指標になると考えられた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  ,  循環系の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断 

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