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J-GLOBAL ID：201602235459324346   整理番号：16A1110915

共鳴重なり基準を用いた異性化系の解析的研究

Analytical investigation of an isomerization system using the resonance overlap criterion

著者 (4件)： FUKUDA Hiroya (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  PETROSKY Tomio (Univ. Texas at Austin, Texas, USA) ,  PETROSKY Tomio (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KONISHI Tetsuro (Chubu Univ., Aichi, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2016  号： 9  ページ： ROMBUNNO.093A01 (WEB ONLY)  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反応井戸で反応初期条件の体積を得る解析手順を記述した。良く知られたChirikov共鳴重なり基準の適用性を調和振動子と結合した対称形の二重井戸型ポテンシャルを有する古典的なハミルトニアンシステム系に対して反応井戸中で相空間の活性と不活性の領域の間の境界線を決定するためにテストした。通常通り,系は,重なり基準を適用するために,二次元のひげマッピングになる。計算プロセスに対して,周期n(n=1,2,3)まで,共鳴が基準に含まれるケースで重なり基準の適用性を調べた。理論的な結果は,Davis-Gray単分子反応速度定数を通して,理論的な結果を数値シミュレーションと比較した。Chirikov基準がn=2までのより低い周期に対して悪い評価に導くが,n=3でより高い周期を考慮した後に信頼できる評価を生じることを見出した。しかし,n=3を含む一致性はまだ良くないいくつかの状況がある。この不一致の理由と計算精度の改善の可能性を検討した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 標準 ,  *井戸型ポテンシャル ,  *調和振動子 ,  反応速度定数 ,  精度 ,  解析 ,  *異性化 ,  共鳴 ,  *カオス
準シソーラス用語： 基準 ,  計算精度 ,  *重なり ,  理論解析

分類 (1件)： 数理物理学  (BA03000W)

引用文献 (58件)：

• B. V. Chirikov, At. Energ. 6, 630 (1959).
• J. T. Mendonca and F. Doveil, J. Plasma Phys. 28, 485 (1982).
• J. E. Howard, Phys. Rev. A 46, 364 (1992).
• Y. Papaphilippou and F. Zimmermann, Phys. Rev. ST Accel. Beams 5, 074001 (2002).
• S. Flach and A. Ponno, Physica D 237, 908 (2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： 共鳴 ,  重なり ,  異性化 ,  解析 ,  研究