文献
J-GLOBAL ID:201602235561346147   整理番号:16A1390655

ポリ(フッ化ビニリデン)/カーボンナノチューブ複合材料における延性と靱性の格別の増強

Exceptional enhancement of ductility and toughness in poly(vinylidene fluoride)/carbon nanotubes composites
著者 (7件):
資料名:
巻: 133  号: 26  ページ: ROMBUNNO.43610  発行年: 2016年07月10日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高分子材料の機械的性質の強化はその応用を拡大するためしばしば重要であるが,しかし高分子の剛性と強度を低下させることなく,効率的に靱性を増加させる技術的課題が残っている。この研究では溶液混合と溶融ブレンディングを組合わせた容易な方法論によって,格別に増強した延性と靱性をもつポリ(フッ化ビニリデン)/多層カーボンナノチューブ(PVDF/MWCNT)複合材料を調製している。僅か0.2wt%CNT負荷で,破壊伸びはもとの138%から殆ど500%へ増加し,一方靱性は剛性と強度を妥協することなく386%も改善した。原料のCNTは表面改質することなくマトリックス中に直接分散していることに注目されたい。PVDF/MWCNT複合材料の延性のこの新しい増強を説明するため,著者らは超小角X線散乱(USAXS),低温破壊表面モルフォロジー,示差走査熱量計(DSC)及びFourier変換赤外分光法(FTIR)からの結果に基づいて詳細な分析をした。増強した延性はPVDF/CNT複合材料中で界面として,γ相多形の形成とともにCNTのボイドピン止め効果の相乗的組合わせによって与えられることを提示している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質 

前のページに戻る