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J-GLOBAL ID：201602235600426749   整理番号：16A0391790

リグニンからの化成品製造に向けた触媒技術 リグニンの可溶化と接触分解によるフェノール類合成

Production of Aromatic Compounds from Lignin by Depolymerization and Catalytic Reaction.

著者 (7件)： 増田隆夫 (北大 大学院工学研究院) ,  中坂佑太 (北大 大学院工学研究院) ,  吉川琢也 (北大 大学院工学研究院) ,  多湖輝興 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  鷹觜利公 (産業技術総合研) ,  佐藤信也 (産業技術総合研) ,  小山啓人 (出光興産)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 58  号： 2  ページ： 74-79  発行年： 2016年04月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオマス構成成分の化学構造を活かして化成品を合成できれば,効率的な反応プロセスとなりうる。著者らは,リグニンからのフェノール類合成を検討し,可溶化と接触分解からなる2段反応プロセスを提案している。本稿では,可溶化における2相溶媒系の可能性,接触分解に用いる酸化鉄系触媒の反応特性を中心に紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *リグニン ,  *可溶化 ,  *接触分解 ,  *フェノール類 ,  製品 ,  *酸化鉄 ,  *鉄触媒 ,  加水分解 ,  シリカアルミナ触媒 ,  水溶液 ,  溶媒抽出 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 化成品

分類 (4件)： 木材化学  (FF05040V) ,  分解反応  (CF02080P) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V)

物質索引 (2件)： 1-ブタノール ,  フェノール

引用文献 (19件)：

• K. Kashima, Y. Maeda, M. Oshima, Canadian Patent 700210 (1964)
• J. Zakzeski, P. C. A. Bruijnincx, A. L. Jongerius, B. M. Weckhuysen, Chem. Rev., 110, 3552 (2010)
• T. Yoshikawa, T. Yagi, S. Shinohara, T. Fukunaga, Y. Nakasaka, T. Tago, T. Masuda, Fuel Process. Technol., 108, 69 (2013)
• T. Yoshikawa, S. Shinohara, T. Yagi, N. Ryumon, Y. Nakasaka, T. Tago, T. Masuda, Appl. Catal. B: Environ., 146, 289 (2014)
• P. M. Mortensen, J.-D. Grunwaldt, P. A. Jensen, K. G. Knudsen, A. D. Jensen, Appl. Catal. A: Gen., 407, 1 (2011)

タイトルに関連する用語 (6件)： リグニン ,  化成品 ,  触媒 ,  可溶化 ,  接触分解 ,  フェノール類