特発性膜性腎症の治療における抗M型ホスホリパーゼA2受容体抗体の臨床的意義【Powered by NICT】

Yuan Li; Shi Lan; Xu Yuyin; Wu Yajun; Wu Jianhua; Cao Yingjie; Huang Xinzhong; Chen Xiaolan; Shi Hui; Fan Yaping

文献

J-GLOBAL ID：201602235774497319 整理番号：16A0323576

特発性膜性腎症の治療における抗M型ホスホリパーゼA2受容体抗体の臨床的意義【Powered by NICT】

Clinical significance of anti-M type phospholipase A2 receptor antibody in treatment of idiopathic membranous nephropathy

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資料名：
巻： 33 号： 8 ページ： 581-585 発行年： 2015年
JST資料番号： C2447A ISSN： 1001-764X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：中国 (CHN) 言語：中国語 (ZH)

目的特発性膜性腎症(IMN)の治療におけるM型ホスホリパーゼA2受容体(PLA2R)抗体の臨床的意義を検討する。方法は2013年4月2014年6月から腎生検61腎疾患患者を登録した。血清中に抗PLA2R抗体は間接免疫蛍光法(IIFT)により検出した。また臨床,検査および病理学的データは後向き研究で収集した。結果は,19IMN患者において,抗PLA2R抗体の陽性率は89.5%であった(17/19),42非IMN患者の陽性率は7.14%であった(3/42)。最初に診断されたIMNの17例における抗PLA2R抗体の平均抗体価は1000±680,正PLA2R抗体(P<0.05)を有する非IMN患者のそれらより有意に高かった。PLA2R抗体価はIMN経過中に依存せず,尿蛋白,血清アルブミン,血清クレアチニン,クレアチニンクリアランス率量とコレステロールレベルとは相関しなかった。最初IMNと診断され6か月間追跡した14人の患者でPLA2R抗体価は,処理の初期段階における尿蛋白質の量よりも明らかに減少した。同時点で,完全寛解患者におけるPLA2R抗体価は陰性で,無効寛解患者における抗体価が最も高かった。高PLA2R抗体価の患者と比較して,低いPLA2R抗体価を有する患者は,より短い寛解時間(1.16±0.41カ月対2.85±1.86か月,P<0.05)を施行した。PLA2R抗体価は1か月間同じレジメンによる治療後の患者における治療有効性と負に相関した。IIFTにより検出されPLA2R抗体の高陽性率はIMN患者に認められた。低PLA2R抗体価を有する患者が初期寛解する可能性がある。PLA2R抗体の持続的高力価は治療レジメンを変更するべきことを示している。PLA2R抗体の検出は臨床診断,鑑別診断,疾患活動性の評価と治療法の選択に重要な意義と臨床指針値を提示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

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医学的検査一般

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