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J-GLOBAL ID:201602235916076169   整理番号:16A0703412

冷蔵したイシビラメ(Scophthalmus maximus L.)の損傷におけるAeromonas sobriaのアシル化ホモセリンラクトン類(AHLs)の関与

Involvement of Acylated Homoserine Lactones (AHLs) of Aeromonas sobria in Spoilage of Refrigerated Turbot (Scophthalmus maximus L.)
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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損傷したイシビラメから1種類のクオラムセンシング系統が単離された。16S rRNA遺伝子解析と従来法で決定したこの種はAeromonas sobria AS7だった。クオラムセンシング(QS)シグナル(N-アシルホモセリンラクトン類(AHLs))が報告した種から検出され,GC-MSによってさらにその構造が決定された。分離株成長段階に対するAHLsの活性変化とAHLsの分泌活性に対する異なる培養条件の影響を穿孔法により検討した。結果から,株AS7は典型的な表現型応答を起こすためにレポーター株を誘導できることが示唆された。N-ブタノイル-dl-ホモセリンラクトン(C4-HSL),N-ヘキサノイル-dl-ホモセリンラクトン(C6-HSL),N-オクタノイル-dl-ホモセリンラクトン(C8-HSL),N-デカノイル-dl-ホモセリンラクトン(C10-HSL),N-ドデカノイル-dl-ホモセリンラクトン(C12-HSL)が検出できた。AHLsの活性は密度依存的で,最大分泌量はpH8,スクロース培養,1% NaClおよび32時間のときにそれぞれ得られた。株AS7のシデロホア生産はC6-HSLよりも外因性C8-HSLに制御された。外因性C4-HSLおよびC8-HSLは冷蔵貯蔵下でイシビラメサンプル内においてAS7の増殖速度と生息密度を加速した。しかし,魚類サンプルの全生菌数および全揮発性塩基窒素(TVB-N)値によると,外因性C6-HSLはイシビラメ切り身の損傷を起こさなかった。結論として,著者らの結果から,冷蔵したイシビラメの損傷にQSが関与していることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  食品の汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  分化,増殖,成長,生殖 
物質索引 (5件):
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