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J-GLOBAL ID:201602236398874206   整理番号:16A0559634

準安定Cr-Mn-N二相ステンレス鋼の引張特性と局所塑性ひずみ分布

Tensile Properties and Plastic Strain Distribution in a Metastable Cr-Mn-N Duplex Stainless Steel
著者 (5件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 405-414  発行年: 2016年07月01日 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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二相ステンレス鋼のTRIPによる高延性化機構を理解するためには,加工誘起マルテンサイトが加工硬化挙動におよぼす影響を明らかにする必要がある。そこで本研究では,オーステナイト安定度が異なる2種(A鋼:20Cr-5Mn-0.25N,B鋼:22Cr-5Mn-0.34N)の二相ステンレス鋼を用いて,引張特性におよぼすTRIPの影響を明らかにした。その結果,1)オーステナイトが安定したB鋼の引張強度は公称応力807MPa,均一伸びは公称ひずみ0.333であった。一方,引張変形の進行に伴い加工誘起マルテンサイトが生成していくA鋼の引張強度は公称応力846MPa,均一伸びは公称ひずみ0.606であり,TRIPが顕在化した。2)いずれの鋼種とも変形初期ではフェライト領域に比べて初期オーステナイト領域の硬さが大きいが,TRIPを示すA鋼では,真ひずみ0.15を超えるとマルテンサイト形成に対応すると思われる初期オーステナイト領域の急激な硬さの上昇が認められた。などの結果を得た。
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (35件):
  • 1) M. Liljas, P. Johansson, H-P. Liu and C-O.A. Olsson: Steel Res. Int., 79(2008), 466.
  • 2) J-C. Gagnepain: Stainless Steel World, 20Dec.(2008), 31.
  • 3) V.F. Zackay, E.R. Parker, D. Fahr and R. Bush: ASM Trans. Q., 60(1967), 252.
  • 4) I. Tamura: Tetsu-to-Hagané, 56(1970), 429.
  • 5) K. Nohara, Y. Ono and N. Ohashi: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 18(1977), 938.
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