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J-GLOBAL ID:201602236444193158   整理番号:16A1399439

全脳照射療法前後における改訂版ホプキンス言語学習テスト日本語版のベースラインと治療後スコアに影響する要因

Factors Affecting the Baseline and Post-Treatment Scores on the Hopkins Verbal Learning Test-Revised Japanese Version before and after Whole-Brain Radiation Therapy
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 11  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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筆者らの目的は,(1)改訂版ホプキンス言語学習テスト(HVLT-R)の日本語版の使用の可能性を検討すること,(2)全脳照射療法(WBRT)中の患者のHVLT-Rスコアに影響を及ぼす臨床因子を特定すること,(3)異なる線量分割照射スケジュールにおけるWBRT後の神経認知機能(NCF)を比較することである。治療的WBRT(35Gy-in-14,n=16,30Gy-in-10,n=18)もしくは予防的WBRT(25Gy-in-10,n=11)のいずれかの治療を受けた患者45名において,WBRT前(ベースライン)ならびにWBRTから4カ月および8カ月後にHBRT-R(日本語版)を行った。主として癌による死亡のために,8カ月時の検査前に16名の患者が脱落した。カルノフスキー尺度(KPS)80~100群では,ベースラインの完全記憶(TR)スコア(p=0.0053),遅延再生(DR)スコア(p=0.012),および遅延認知(DRecog)スコア(p=0.0078)が有意に高かった。65歳以下の患者においても,TRスコア(p=0.030)とDRecogスコア(p=0.031)が有意に高かった。2つの検査を受けた患者(予後悪化群)は,ベースラインと比較してWBRTの4カ月後にDRスコアが有意に減少し(p=0.0073),4カ月後のTRスコア(p = 0.0017)およびDRスコア(p=0.035)がそれぞれ低下する傾向があった。8カ月のHVLT-Rスコアは,WBRTの線量配分に関わらず,顕著に低下しなかった。ベースラインNCFは年齢およびKPSによって決定され,NCFの早期低下は悪化予後群の特徴である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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腫ようの放射線療法 

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