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J-GLOBAL ID:201602237766444517   整理番号:16A0931496

植物-Fenton反応の同定と適用

Identification and application of Phyto-Fenton reactions
著者 (4件):
資料名:
巻: 144  ページ: 1443-1450  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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電子常磁性共鳴(ESR)分光法と蛍光顕微鏡法を用いて,水生植物によるヒドロキシルラジカル(・OH)の生成を調べた。捕獲剤として5-ジエトキシホスホリル-5-メチル-1-ピロリンN-オキシドを用いるESR観察は第一鉄イオンによって水生植物の地下で生成したシグナルはFenton試薬によって生成したそれらとほぼ同じであることを示した。さらに,第一鉄イオンと同様にコロイド状フェリハイドライト,磁鉄鉱と第二鉄イオン交換ゼオライトの何れの粒子の存在下で蛍光がアミノフェニルフルオレセインの酸化した形態で観察されたが,これらの鉄化合物の不在下では蛍光が現われなかった。さらに,蛍光顕微鏡法観察は後の3つの固体鉄化合物の存在下で中性pHにおいて蛍光が水生植物の表面で主に生じることを実証し,水生植物での内因性過酸化水素(H2O2)を利用する不均一系植物-Fenton反応の存在を示唆した。さらに,コロイド状フェリハイドライト鉄を用いる汚染物質17α-エチニルエストラジオール(EE2)の回分処理はEE2の除去性能が促進され,内因性H2O2の消費がより低いあるいは明らかにない,また水生植物への大きなストレスがないことを示した。これらの結果から,不均一系植物-Fenton反応による・OHの生成での環境汚染物質の処理が従来の廃水と用水処理プロセスに代わる実行可能な選択肢となると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  無機物質の物理分析一般 
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