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J-GLOBAL ID：201602237986811374   整理番号：16A0928742

同一符号電荷を持つナノ粒子のVoronoi図への自己集合

Self-assembly of like-charged nanoparticles into Voronoi diagrams

著者 (10件)： Zambo Daniel (Centre for Energy Research, Institute of Technical Physics and Materials Science, Budapest, Hungary) ,  Suzuno Kohta ,  Pothorszky Szilard ,  Bardfalvy Dora ,  Hollo Gabor ,  Nakanishi Hideyuki ,  Wang Dawei ,  Ueyama Daishin ,  Deak Andras ,  Lagzi Istvan
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 18  号： 36  ページ： 25735-25740  発行年： 2016年09月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノスケールビルディングブロックの高次巨視的パターンへの自己集合は,複雑な機能系をボトムアップで作製するために利用可能なアプローチの1つである。巨視的パターン形成は,一般にイオンや分子の反応,そして拡散により決定される。一部の例では,巨視的パターンは,ナノスケールビルディングブロック間または微小ビルディングブロック間に存在する拡散や相互作用から生じる。相互作用を決定する種の分布が,拡散障壁の存在により影響される系においては,変化する巨視的パターンはビルディングブロックの時空間発展によって決定される。本研究では,ヒドロゲル中で同一符号電荷を持つカルボキシル末端金ナノ粒子を,時空間的に制御し凝集させることにより,巨視的パターンを生成することが可能であると示した。ここではクラスター化を,ヒドロゲル中に拡散したナトリウムイオンのスクリーニング効果により誘起した。ナトリウムイオンの拡散前面や誘起されたナノ粒子凝集はVoronoi図を形成する。ここでVoronoiセルは凝集したナノ粒子からなり,セルの縁は凝集がなく,ナノ粒子も存在しない領域である。本研究ではまた,実験的に観測されたVoronoiパターンの変化を適切に記述するため,単純な凝集-拡散モデルの開発も行った。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *Voronoi図 ,  *自己集合 ,  *パターン形成 ,  拡散障壁 ,  時間発展 ,  空間分布 ,  ヒドロゲル ,  金 ,  *ナノ粒子 ,  多糖類 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  *金ナノ粒子 ,  Voronoiセル ,  アガロース

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 符号 ,  電荷 ,  ナノ粒子 ,  Voronoi図 ,  自己集合