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J-GLOBAL ID:201602238771219812   整理番号:16A0561174

クラウンエーテルがついた亜鉛フタロシアニンとC60誘導体についたアンモニアグループとの間の超分子相互作用を精査する

Probing Supramolecular Interactions between a Crown Ether Appended Zinc Phthalocyanine and an Ammonium Group Appended to a C60 Derivative
著者 (10件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 2051-2059  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1個の18-クラウン-6部分が備わった亜鉛フタロシアニンと,アンモニアの頭部分を持つフラーレンとのクラウンエーテル錯体形成により駆動される自己組織化は新たなドナー-アクセプタハイブリッドを提供した。参照実験では,Boc(tert-butyloxycarbonyl)で保護されたアミンの官能基を含むフラーレンを調べた。亜鉛フタロシアニンの凝集化を迂回することが自己組織化には重要であり,これにはピリジンを必要とした。吸収ならびに蛍光の滴定試験はハイブリッド内部での電子供与体と電子受容体との間の相互作用に対する合理的で明確な証拠を与えたが,この試験から8.0×105M-1オーダーの会合定数が誘導された。前述のことは1:1の化学量論に基づいているが,この化学量論はJobプロット測定により独立に確認された。過渡吸収実験により調べられた励起状態では,分子間電荷分離は光励起された亜鉛フタロシアニンからフラーレンのサブユニットに向かって進行し,寿命の短い電荷分離状態に達する。興味深いことであるが,亜鉛フタロシアニン二量体/凝集体の光励起の後には近接するフタロシアニンの間での分子間電荷分離が続く。これらの多成分超分子集団は,綿密なエレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)研究によってもまた示されており,色々な非共有結合により結びついた種の生成と消滅を引き起こしている。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分子化合物  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  有機第11族・有機第12族元素化合物 
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物質索引
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