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J-GLOBAL ID:201602239555469095   整理番号:16A0648825

オオムギ根の抗酸化酵素活性に与える亜炭と牛糞尿から得たフミン酸の効果

Effects of humic acids derived from lignite and cattle manure on antioxidant enzymatic activities of barley root
著者 (7件):
資料名:
巻: 51  号: 1-3  ページ: 81-89  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0947A  ISSN: 0360-1234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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土壌有機物は植物に好ましい影響を与えるが,特にフミン質は窒素,リンの固定化と循環等において重要な役割を果たす。本研究はフミン酸(HAs)が酸化ストレスから植物を保護する効果を解析する為に,オオムギをHAsの有りと無し条件で水耕栽培し,根組織の抗酸化酵素活性(カタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ,アスコルビン酸及びグルタチオンペルオキシダーゼ)を評価した。硝酸処理亜炭と牛糞堆肥から抽出したHAsのオーキシン様構造を熱分解GC/MSによって同定した。亜炭からのHAsがオーキシン様HAs含有量のより多い牛糞堆肥化からのHAsに比べてオオムギの根成長に有効であった。根の抗酸化酵素活性が栽培初日では低下したがその後増加したが,両HAsが持つ活性促進効果は異なった。これ等の結果はHAsが根の抗酸化酵素活性促進に有効であるが,植物の根から生じる有機酸によるHAs中のオーキシン様化合物の分解と放出によってその効果の発現が遅延されることを示した。
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  施肥法・肥効 

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