抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国文学研究資料館古典籍共同研究事業センターにより構築が進められている「日本語の歴史的典籍データベース」を有効活用することで,異分野を融合させた研究の展開も期待されるが,いかに資料が集積されたとしても,そこに書かれている文字が「くずし字」であるがために,その専門的知識が少ない研究者にとっては障壁となる。本研究は,世界的に注目されている人工知能技術である,ディープラーニングを用いたくずし字の自動翻刻システムの構築を目的とする。オープンデータとして公開されているいくつかの歴史的典籍に対して,人工知能による認識の精度を算出するとともに,学習したモデルをWWWアプリケーションとして実装することで,その翻刻に要する時間についても考察を行った。(著者抄録)