抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2004年に公布された景観法を回顧し,展望を述べた。制定後10年の景観行政の進捗として,1)景観行政団体数の大幅な増加,2)景観破壊の阻止,景観整備推進への共感など,景観が生活環境の総合的指標として定着,等が挙げられる。その一方で,顕著な効果が実感できない,景観に無関心な自治体には効果が薄い,大災害等の影響等の問題がある。それに対し,多くの来訪者があり優れた景観で知られる自治体は,環境保全条例・歴史的環境保全など景観整備の諸施策や実現するための仕組みづくりを継続的に実行していることを指摘した。さらに魅力ある景観が地域住民の誇りであり,努力して形成する文化の定着の必要性を述べた。