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J-GLOBAL ID：201602240205335316   整理番号：16A0482403

平成23年度紀伊半島大水害の実態と教訓-「想定外」豪雨による地盤災害の軽減に向けた提言-4.和歌山地域の災害の実態

著者 (6件)： 江種伸之 (和歌山大 システム工) ,  矢野晴彦 (中央開発) ,  辻野裕之 (サンコーコンサルタント) ,  中西典明 (復建調査設計) ,  石田優子 (立命館大 歴史都市防災研) ,  鍋島康之 (明石工高専)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 64  号： 6  ページ： 41-48  発行年： 2016年06月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成23年台風12号による和歌山県南部の地盤災害の特徴について概説した。和歌山県南部における土砂災害発生地点の地質の特徴を示し,土砂災害と積算雨量および時間雨量との関係について述べた。それらは,土砂災害発生の一般的な傾向と一致している。また,付加体が崩壊した地形・地質的特徴,流れ盤を持つ/持たない地質構造における大規模崩壊,熊野酸性火成岩類と熊野層群に分けた土砂災害の特徴について述べた。一方,ダム整備と浸水家屋数の関係,豪雨による河川構造物や周辺構造物の被害,熊野那智大社など文化財の台風被害について述べ,それらの被災状況を紹介した。さらに,今後の文化財防災への課題を示した。

シソーラス用語： *土砂災害 ,  地質構造 ,  和歌山県 ,  台風 ,  降雨量 ,  複雑地形 ,  *斜面崩壊 ,  地層 ,  火成岩 ,  節理 ,  浸水 ,  被災 ,  砂防ダム ,  文化財保護 ,  *集中豪雨
準シソーラス用語： 酸性火成岩 ,  時間雨量 ,  積算雨量 ,  台風被害 ,  地盤災害 ,  流れ盤

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

タイトルに関連する用語 (10件)： 紀伊半島 ,  水害 ,  教訓 ,  想定 ,  豪雨 ,  地盤災害 ,  提言 ,  和歌山 ,  地域 ,  災害