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J-GLOBAL ID:201602241014040030   整理番号:16A1168686

常時微動計測を用いた伝統木造住宅の簡易最大応答変形評価法の提案

MAXIMUM RESPONSE EVALUATION OF TRADITIONAL WOODEN HOUSES BASED ON MICROTREMOR MEASUREMENTS
著者 (4件):
資料名:
号: 729  ページ: 1869-1879  発行年: 2016年11月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2階建ての伝統木造住宅の耐震性能評価に適用できる動的変形特性の評価式の構築と常時微動計測結果を用いた簡易な最大応答変形の評価法を検討した。伝統木造住宅の固有振動数の振幅依存性を表す動的変形特性の評価式を,京町屋の地震観測記録,2階建軸組架構の振動台試験,単位軸組架構の静的加力実験結果に基づいて構築した。構築した評価式を応答スペクトル法に適用することで最大応答変形評価法を提案し,既往の振動台試験結果を用いて評価法の精度検証を行った。入力地震動の加速度応答スペクトルを変化させた場合の等価1自由度系モデルの最大応答変形角を評価し,耐震対策に関する知見を得た。
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分類 (1件):
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木構造 
引用文献 (35件):
  • 1) 木造軸組構法建物の耐震設計マニュアル編集委員会 : 伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアル - 限界耐力計算による耐震設計・耐震補強設計法, 2004.3.
  • 2) 中川貴文, 佐藤弘美, 多幾山法子, 腰原幹雄, 林康裕 : 2007年能登半島地震における木造住宅の被害の再現, 日本建築学会構造系論文集, 第78巻, No. 688, pp. 1113-1122, 2013.6.
  • 3) 山辺克好, 金井清, 寺尾次夫 : 川崎市における木造家屋(2階建)の固有周期の測定: 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp. 501-502, 1977.10.
  • 4) 田端千夏子, 大橋好光 : 微動測定とその耐震診断への応用の可能性 -木造建築物の耐震診断法に関する研究その2- , 日本建築学会構造系論文集, No. 616, pp. 141-147, 2007.6.
  • 5) 柳澤泰男, 田端千夏子, 大橋好光 : 既存木造軸組構法住宅の耐震性評価の精度向上のための常時微動の活用に関する研究 -実測値と理論値の関係-, 日本建築学会技術報告集, 第17巻, No. 37, pp. 873-878, 2011.10.
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