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J-GLOBAL ID：201602241280880540   整理番号：16A0667821

DO制御による省エネルギー運転を適用した既設浄化槽の処理性能とその効果

著者 (3件)： 山田建太 (常葉大 社会環境) ,  CHEN Hao (常葉大 大学院環境防災研究科) ,  小川浩 (常葉大 大学院環境防災研究科)
資料名： 用水と廃水  (Journal of Water and Waste)
巻： 58  号： 8  ページ： 596-603  発行年： 2016年08月01日 
JST資料番号： G0195A  ISSN： 0513-5907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低炭素社会,循環型社会構築のためにあらゆる方面で省資源化,省エネルギー化,リサイクル化が求められ,無論,水処理技術においても同様である。そのため,低炭素型社会創出の推進に対し,生活排水対策分野にとって重要な役割を担う浄化槽においても,省エネ低炭素型高度排水処理技術の構築を目指すことが必要である。そこで,本研究では,生物処理に必要な酸素を連続的に供給する従来の処理方法に対して,断続的に空気供給を行なう間欠曝気運転の適用を試みた。まず,従来の代表的生物処理法である活性汚泥法における間欠曝気運転の最適条件を明らかにし,その結果を踏まえて,既設浄化槽へ間欠曝気運転を適用し,その効果と栄養塩類の1つである総窒素の除去機能の高度化を同時発現する運転方法について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： 水処理 ,  *下水処理 ,  生物学的水処理 ,  屎尿浄化槽 ,  エアレーション ,  間欠性 ,  *省エネルギー ,  高次処理 ,  *活性汚泥法
準シソーラス用語： *活性スラッジ法 ,  汚水処理 ,  排水処理 ,  生物処理 ,  *浄化槽 ,  *間欠曝気 ,  省エネ ,  高度化

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (17件)：

• 国土交通省,農林水産省,環境省: 平成26年度末の汚水処理人口普及率について, 2015年9月10日 (2015).
• 総務省: 温室効果ガス排出・吸収目録, 住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯 (2015).
• 地球温暖化対策推進本部: 日本の約束草案, 平成27年7月17日 (2015).
• 榎木辰彦,平岡由起夫,安部裕宣: 下水処理施設における資源の有効利用と省エネ・省コスト運用に貢献する技術, 東芝レビュー, 69(5)20~23 (2014).
• 佐野 慈,増田周平,李 玉友,西村 修,原田秀樹: 下水処理場における温室効果ガスの排出係数評価と低減対策, 土木学会論文集G(環境), 68(7)Ⅲ_565~Ⅲ_573 (2012).

タイトルに関連する用語 (4件)： DO ,  省エネルギー ,  浄化槽 ,  処理性能