抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気象情報(雨量,風速,気温,水位,浸水等の情報)の収集には,電気式のセンサが広く使用されている。これら電気式センサは,電子/電気部品を使って観測を行うため,電源の供給が必要になるが,落雷や浸水等,災害発生時の環境下での故障率の増大が懸念されている。もし災害時にセンサや付帯設備が故障してしまった場合,情報を得たいときに得られず河川管理や道路管理などに支障をきたすことになり,また住民への避難勧告が遅れ被害の発生,拡大が懸念される。このような問題を解決するために,ファラデー効果を利用した光ファイバ雨量計の開発を行った。センシングポイントに光ファイバ,光部品等パッシブ部品で構成される光ファイバセンサを用い,観測所と防災拠点を光ファイバケーブルで結ぶことで,観測所に電源設備などの付帯設備を構築する必要のない観測システムを開発したので紹介する。(著者抄録)