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J-GLOBAL ID:201602241730429364   整理番号:16A1399389

マツの防御性モノテルペンα-ピネンはキクイムシ科Dendroctonus valensの食行動とその消化管細菌群集構造に影響する

Pine Defensive Monoterpene α-Pinene Influences the Feeding Behavior of Dendroctonus valens and Its Gut Bacterial Community Structure
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号: 11  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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植物防御化学物質への曝露は昆虫の摂食活動にマイナス影響を持ち,昆虫の消化管微生物群集組成を変化させる。Dendroctonus valensは中国で非常に破壊的な森林害虫であり,多様性が高く存在量が豊富な消化管微生物を有している。宿主マツの防御性化学物質は多くの生き物による攻撃からマツを守ることができる。本研究では,6~48時間ふるい部培地で0~9mg/g濃度のα-ピネンを与えたD.valensの穿孔長を記録し,並行してそれらの消化管細菌群集を分析した。9mg/g濃度のα-ピネンは6時間後にD.valensの穿孔長を有意に阻害し,消化管微生物群集構造を変化させた。48時間後飼料中の9mg/gα-ピネンによる穿孔長阻害は終了した。48時間後にふるい部で0および9mg/g濃度のα-ピネンにおけるキクイムシ間で細菌群集に有意差は認められなかった。本結果から,6時間後のふるい部培地での9mg/g濃度α-ピネンでのD.valensの食行動阻害とその消化管細菌群集の撹乱は48時間後に完了した。D.valensの消化管細菌群集の回復はマツ防御化学物質を異化する助けになっている可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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植物の生化学  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除  ,  動物生理一般 
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